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東狂マジキチランド

Author:東狂マジキチランド
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2012年11月12日
『009 RE:CYBORG』レビュー

やあみんな。
ラン速の中の人の一人、ジェイです。と言っても今後記事を投稿するかは未定なので寄稿程度に思ってくれ。
つい先日、3DCGアニメ映画『009 RE:CYBORG』を観てきたので、そのレビューを書こうと思う。これから観に行く人の楽しみを削ぐ程のネタバレはしないつもりだが、気になる人はスルーするか、映画を観た後で記事を見て欲しい。

まずは映画の概要から確認しよう。でも、「内容の感想や見どころだけ言えや!」って人は☆までスキップしてくれて構わないぜ。
本作の原作は、もちろん石ノ森章太郎作『サイボーグ009』だ。身体を改造されサイボーグとなった九人の戦士が世界を守るために様々な敵と戦う、というのが基本のストーリー。
石ノ森章太郎先生は完結編の執筆中に惜しくも亡くなられてしまったので『サイボーグ009』は未完の作品であり、本作はその未完の部分を埋める内容にもなっている。
制作はProduction I.Gとサンジゲン、監督・脚本は『攻殻機動隊』のTVシリーズや『精霊の守り人』『東のエデン』の監督で知られる神山健治が務める。ちなみに僕が観に行った理由の一つが神山監督のファンだからだったりする。
音楽は『機動警察パトレイバー』シリーズや『ガンダム00』『東のエデン』でお馴染みの大御所、川井憲次。今回もエンドロール時に流れるメインテーマが死ぬほどカッコいい。

本作の最大の特徴は、(多分)国内初の全編3DCG制作&3D上映であることだ。僕がこの映画を敢えて紹介しようと思った理由もほぼここに集約される。
まず、3D映画と聞くと所謂「3D酔い」が心配になる人も多いと思う。僕も3D上映、つまり立体視による長編映画の鑑賞は初めてだったので一抹の不安は感じていたし、上映前の他の3D映画の予告編で少しクラッときて「これはアカンかもしれない」と思った。
でも蓋を開けてみれば、本編が始まって数分は違和感があるものの、それ以降は拍子抜けするほど快適に観ることができた。これはおそらく全編3DCG制作の恩恵であろう。
本作は全てが3DCGでモデリングされ、最初から「奥行きのある世界」として作られているため、2Dで撮影して立体視する他の映画よりも圧倒的に脳への違和感が少ないのだと思う。
気持ち悪い「飛び出す」感覚は無く、むしろスクリーンの向こうに空間があるような感じで落ち着いて見ることができるので、「3D酔い」が理由で忌避してる人は(絶対とは言えないけど)安心して欲しい。
また、CGとは言ってもディズニーのようなヌルヌルスベスベの動き方ではなく、コマ数を調節してセルアニメ風になっているのもポイントだろう。普段アニメを見ている層にも違和感は少ないはずだ。


さて、前置きが長くなったけど、内容の感想に入っていこうかと思う。ちなみに僕は原作はほぼ全て読んでいるはずだが、なにぶん小学生の頃のことなので正直はっきりと覚えてはいない。なのでそういう前提の感想と思ってほしい。
事前に何となく予想してたのは「何か事件が起きて、バラバラになっていた00ナンバーサイボーグ達が集結して、結束して悪に立ち向かって、勝利して終幕」というおぼろげな記憶にある009像。
ところが、だ。実際の映像はのっけから僕の想像の斜め上にすっ飛んでいったのだ。冒頭、009こと島村ジョーは自分が正義のサイボーグであることを忘れて高校生をやっているし、しかもなぜか自爆テロを企てている。
ネタバレは極力避けると宣言したので詳しくは書かないが、この後も『彼の声』という得体のしれないワードを中心に、希望も、明確な敵すらも見えない物語が展開していく。
そう、敵が見えないのだ。これはヒーロー物であるはずの本作において特異な点であり、しかし支点とも言える部分だろうと思う。すなわちこれを支点に「悪の存在無くして、正義のヒーローは何をするのが正しいのか?」という問いが発生する。そしてその問いは、「正義とは何か」「人間とは、神とは何か」というオーソドックスな形而上学的問いに発展していく。
もうお解かりだと思うが、本作は勧善懲悪で綺麗に決着が付き、爽やかな気分でエンドロールを見送れるような作品ではないのだ。むしろ、先程のような問いに観る者を立ち止まらせ、モヤモヤとした気持ちにさせようという意図で作られている作品だ。原作の009も後半はかなり重い展開や正義の意味を問う場面は多かったが、それとはもう別次元の問題と言っていい。

となると、当然「ぶっちゃけそういう作品、金出してまで観る価値あんの?」という話になる。僕はどちらかと言えばこの手のモノは好物だが、そうでない人も多いだろう。
しかし待ってほしい。忘れちゃいけないのはこれが国内初全編3DCG制作&3D上映のアニメであることだ。奥行のある空間で繰り広げられるアクションは新感覚かつド迫力で、手描き調でありながら手描きでは(手間的な問題で)絶対に不可能な、自在に動き回るカメラワークに圧倒されること請け負いだ。
雨粒一つ一つがちゃんと「違う遠さ」にある景色の中をジョーが駆けるシーンは鳥肌が立つほど。個人的にはこれだけで観る価値はあると思う。少なくともメンズデー・レディースデー料金分くらいは、ね。

というわけで、「よくわからん話にモヤモヤしたい」という人はもちろん、映像としてのアニメの新たな可能性を体感したい人はぜひ劇場へ足を運んでみて欲しい。後悔しないとは保証できないが、観ずに後悔よりは観て後悔する事をお勧めする。何せ、「新たな可能性」ということは、逆に言えば二度とこういう試みは為されないかもしれないのだから。
随分ステマ臭い記事になったけど、天地神明とエイラ・イルマタル・ユーティライネンに誓ってステマではない事をここに明言しておくぜ。いや、客足が増えるのが嬉しいのは間違いないんだけどさ。
  B!

[ 2012/11/12 21:23 ] 映画 | TB(0) | CM(1)
『省略されました…』ってなってるからクリックしたら死ぬかと思った
[ 2012/11/12 21:33 ] [ 編集 ]
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